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iPhoneのキーボードの見た目は、実際にはどう描かれているのか

カスタムキーボードはAppleのキーボードに色を塗っているのではなく、空の面に自分でキーを描いています。だから何にでも見せられるし、だからAppleが標準で用意しているものを全部作り直さなければなりません。

よくある思い込みは、見た目を変えるキーボードが既存のキーボードの上に色の層を重ねている、というものです。そうではありません。そしてこの違いが、ほとんどすべてを説明します——なぜ偽物っぽく見えるものがあるのか、を含めて。

iOSが拡張に渡すもの

システムがキーボード拡張に渡すのは、空の面と、入力欄に文字を書き込むための経路。それだけです。キーもレイアウトもラベルも配置も渡されません。

目に見えているものはすべて拡張が自分で描いています。下地、一つ一つのキー、そのラベル、角、間隔、押された瞬間の状態。だからサードパーティのキーボードはメカニカルキーボードのようにも紙のようにも見せられます。何にも縛られていないからです。

「見た目」が実際に定義しているもの

本物らしく見える見た目は、色よりずっと多くのことを決めています。

どれか一つ欠けると、結果は「色を塗ったスクリーンショット」に見えます。見れば分かるのに言葉にしにくい違いの正体が、これです。

作り直さなければならないもの

面が空から始まる以上、Appleのキーボードが当たり前に持っているものも何一つ与えられません。どのサードパーティのキーボードも自前で実装する必要があります——大文字小文字の切り替えとロック、数字と記号の階層、長押しでの濁点や記号、押し続けると加速する削除キー、変換候補のバー、カーソルの位置決め。

だからサードパーティのキーボードの差は、見た目よりもこうした地味な部分に出ます。削除キーの押し心地は一週間使ってはじめて分かり、その後は毎日分かります。

選ぶときに効く見方

スクリーンショットが見せるのは下地と色、つまりいちばん作りやすい部分です。押された状態も、削除キーの挙動も、長押しの候補も写りません。

二分でできる確認:大文字ロックを入れて外す、長押しで「が」ではなく記号を出す、削除キーを押し続ける、数字欄に入力する。この四つが素直に動けば、面倒な部分が作られています。

よくある質問

なぜ安っぽく見える見た目があるのですか

多くは色だけが定義されていて、押された状態、角の丸み、特殊キーの扱いが抜けているからです。その場合、キーボードというより色を塗ったスクリーンショットに見えます。

Appleのキーボードとまったく同じに見せられますか

できますし、そもそも全部自分で描く必要があります。何も与えられていないので、Appleに似せるかどうかは開発者の判断であって初期状態ではありません。

丁寧に作られたキーボードはどこで見分けますか

地味なところです。大文字ロック、長押しの候補、削除キーを押し続けたときの加速、数字欄での挙動。スクリーンショットには何も写りません。

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