キーボードの光る演出が、打っているときしか効かないのはなぜか
カスタムキーボードのバックライト演出は二系統あります——打鍵に応答するものと、自分で流れ続けるもの。系統を取り違えていることが、「光っていない気がする」の正体です。
光る演出を選んだのに、思ったほど光っていない。故障を疑う前に見てほしいのは、選んだ演出がどちらの系統かということです。ここを取り違えているだけ、という場合がほとんどです。
二つの系統
打鍵に応答する型
押した瞬間にそのキーの下が光り、少し尾を引いて消える。押していないあいだは何も起きません。物理キーボードの「押したところが光る」に近い挙動です。
指を止めれば暗くなるのは、壊れているのではなく仕様どおりです。この型は入力があってはじめて絵が出ます。
自分で流れる型
レインボーウェーブやファイアのように、触っていなくても模様が動き続けるもの。こちらは打鍵と無関係に、一定の間隔で描き直されています。
「置いておくだけで光っていてほしい」なら、選ぶべきはこちらです。
見分け方は五秒
キーボードを出したまま、指を離して五秒待ってください。何も動かなければ応答型、動き続けていれば常時型です。設定名を読むより確実です。
常時型なのに止まって見えるとき
- キーボードが画面から下りている。拡張はそのとき停止するので、当然何も描かれません。
- 低電力モード。iOSは低電力モード中にアニメーションを抑えることがあります。
- 「視差効果を減らす」が有効。これについては [[does-reduce-motion-turn-off-iphone-keyboard-lighting-effects]] で詳しく書いています。
- 端末が非常に負荷の高い状態。描画が間引かれると、流れる演出は止まって見えます。
この四つを外しても常時型が動かないなら、それは不具合です。応答型が止まって見えるのは不具合ではありません。
電池のこと
常時型はキーボードが表示されているあいだ定期的に描き直すので、応答型より電力を使います。ただし比較の対象は「キーボードが出ている時間」だけで、しまえば描画も止まります。
Kibo では流れ続ける演出は 30fps のタイマー一本の上で動いており、キーボードが画面から下りた時点でそのタイマーも止まります。打っていないあいだに電池を使い続けることはありません。
よくある質問
指を止めると暗くなるのは故障ですか
いいえ。打鍵に応答する型を選んでいるなら、それが正常な動作です。常に光らせたいなら、レインボーウェーブのような常時流れる型を選んでください。
常時型なのに動きません
低電力モード、「視差効果を減らす」、端末の高負荷を順に確認してください。キーボードが画面から下りているあいだは、どの型も描画しません。
光る演出は電池を食いますか
常時型のほうが使いますが、消費するのはキーボードが表示されているあいだだけです。しまえば描画も止まります。
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